子供のために言葉を残す
己の言葉を書き留めていきたい。
ある後輩には、名言集を作りたいと言われた。
確かに、少しでも自分と関わった人にいい影響をと思い、必死にない時間を見繕って本を読み漁っていた。
そんな本の言い回しかもしれないが、自分なりの解釈を加え自分の言葉で、相手にわかりやすく伝えてきた。
その言葉を自分の子供に託していきたい。
その言葉を知って考えて欲しい。
感じ方はそれぞれだから、どんな解釈が生まれても構わない。
それが人間の面白いところだとも思っている。
そのためにノートを新調した。
ボールペンも新調した。
言葉選びも万全だ。
書き記すのみ。
地位や名誉のある方だけが素晴らしいわけではない。
世の中には、地位や名誉もなくても素晴らしい人格者がゴロゴロいる。
その方々に何としても会いに行くのだ。
それが冒険の始まりである。
会うことができたら一分一秒でも無駄にするな。
一言一言溢れ落とすな、全て受け取れ。
そこから、物語が始まる。
今度は限られた時間を有効活用し、己で考え独自のアイデアを絞り出す。
それは誰にも真似はできない。
なぜなら、冒険も考えもオンリーワンだからである。
この過程を積み重ねていけば自ずと道が切り開ける。
悩むことはない、ためらうこともない、全ては自由を得る冒険の旅へ。