究極の説得力
ブログをご覧いただき感謝する。
服薬指導をする上で教育学が必要ではないかと常々考えている。
そこで今回は、教育者(教師)としての立場の本を読んで見た。
それが、こちらだ。
『ありがとう』の反対語を言えますか?
真っ先に気になってページをめくった。
なるほど、そう思える言葉だった。
そのほかにも、芸能人のようにエンターテイメントのような話し方が必要とされているわけではない。
かの有名な林先生を否定しているわけではない。
林先生は、講義とテレビのスタイルを使い分けていると思うので、これ以上は述べない。
個人的なまとめは、口下手でもいい、だけども個人個人にあった内容を相手の立場に立って、わかりやすく伝えること。これに尽きると思う。
義務教育の教師の言葉のようで、ありきたり当たり前の言葉だが、実際、薬剤師として服薬指導をしている時にできているだろうか。
服薬指導は患者に対する教育そのもののような気がしてならない。
ファーストタッチを誤ると継続して服用してもらえないし、薬なんていらんと思われてしまう。
薬剤師という立場で業界にいて思うことだが、あまりにも広い視野を持った方が少ないように感じられる。薬剤師に教育学?いりませんよ、そんなもの。
そんな考えが大多数な気がしてならない。
6年制となった今、その世代には革命を経験してもらわねばならないのかもしれない。